ZERO1@後楽園ホール

2012.08.05
橋本大地と田中将斗と、そしてもちろん関本大介を観に行った。これぞ火祭り、という熱い大会だった。

1.タッグマッチ
○J・ライディーン&クレイグ・クラシック&ジョ・キョンホ
(11:52ラリアット)
×KAMIKAZE&J・コフィー&ジェイソン・ニュー

ライディーンは初めて見たけど、身体も大きいしこれからに期待できそう。

 

2.<Aブロック公式戦 30分1本勝負>
崔領二(4点)○(12:16那智の滝)×本間朋晃(3点)

途中で崔が頭から変な落ち方をしてヒヤッとしたけどそのまま試合を続行したのが気になった。ただ、それがなくても崔はいまいちパッとしなかったと思う。確かに決勝進出の目はない消化試合だったけれど、だからといって見せ場を作らなくて良いというわけではないし、むしろこういう時に客の目を惹きつけなきゃいけないんじゃないかなと。いい加減トップどころでやれるようにならないと、大地が成長して喰われちゃうぞ。

 

3.<Bブロック公式戦 30分1本勝負>
田中将斗(7点)○(26:42スライディングD)×関本大介(5点)

この2人は毎年火祭りでとてつもなく熱い試合を見せてくれているけど、今年もやってくれた。こんな試合してたらどっちが勝つにしても決勝でまともに闘えなくなるんじゃないかと思ってしまう激闘。

関本のパワーと重さ、田中のスピードとキレ、そして2人の感情表現。これらがうまく絡み合って極上の作品になる。当然観客もそれを期待して観に行き、その高い期待値を超えてしっかり魅了するのが2人の凄いところ。これを観ただけで元は取った。生で観れてよかった。

 

4.<Aブロック公式戦 30分1本勝負>
大谷晋二郎(6点)×(17:23豪腕ラリアット)○潮崎 豪(7点)

某巨大掲示板を見ると今回火祭り参戦の潮崎の評判が良かった。でも僕はチョップ以外の技の精度が低いなー、という印象。初めて生で観たんだけど、正直期待値には及ばなかった。この試合は良かったけど、大谷がうまく受けたってことなんじゃないかなと。

 

5.<Bブロック公式戦 30分1本勝負>
佐藤耕平(3点)○(11:49ジャーマンSH)×モハメド ヨネ(3点)

消化試合。前の試合までに高まってた熱気がスーッと引いてしまった。耕平好きだったし今でも期待はしているんだけど、崔と同じくパッとしない。ヨネはふてぶてしいヒールに徹してて良かったけど、すごく面白いとは思わなかった。箸休め。

 

6.NWA UNヘビー級選手権 60分1本勝負
(王者)植田使徒×(12:06変形コードプレーヤ)○小幡優作(挑戦者)

小幡の面構えがいい。小幡新チャンピオンに会場の支持。植田はやっぱりパッとしない。今回火祭り出場権を大地に取られたのに、会社に食ってかかるとか大地に突っかかっていくとか、そんなこともしなかったのがまずいけない。ただでさえ華はないんだから、感情剥き出しのブルファイトで突貫してくしかないんじゃないのかね。なんか、いい人なんだろうなーっていう印象。

 

7.ZERO1 vs  ZERO64 30分1本勝負
日高郁人&○橋本大地&ロビー・イーグル(13:51垂直落下式DDT)菅原拓也&藤田峰雄&×J・ヴァンデル

大地は思ってたよりずっと良かった。周りがうまかったってのもあるのかな? ちなみに慣れない場外ダイブも若々しい感じで良かった。キックの精度も威力もまだまだ磨かなきゃならないだろうけど、これからも成長に期待して観ていきたい。

 

8.第12回火祭り決勝 時間無制限1本勝負
潮崎 豪(NOAH)×(20:48スライディングD)○田中将斗

関本との25分を超える激闘を制した田中の動きが全く鈍らない。恐ろしいスタミナ。

田中が2年連続火祭り制覇。場内は大「将斗」コール。自然と「潮崎」コールも起きた。そして最後は誰かが言った「ゼロワン最高!」の声に続いて「ゼロワン」コール。ゼロワンの、プロレスの凄さ、楽しさを味わった大会だった。

Similar Posts:

This entry was posted in プロレス. Bookmark the permalink.

Leave a reply