2012.11.13 後楽園ホール
過去全ての対戦を見逃してきた関本vs火野を今度こそ観るために、数年ぶりのK-DOJO。ちなみに後楽園大会については初めて。
僕がプロレス観に行く時は関本か田中将斗目当てのことが多い(今まで意識してなかったけど、考えたらそうなのだ)けど、他のカードの引きが弱ければ行かない。しかし今回はほとんどこの2人の試合だけのためにチケットを買った。
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1. 柏大五郎&○タンク永井 vs 房総ボーイ雷斗&×本田アユム
相変わらず雷斗はよく喋るなぁ、と。笑
それはともかく、新人永井が良かった。身体も既にだいぶ出来てるし、タックルも力強くて○。少し先輩の本田に勝っても全然違和感ない。これから大きく育って欲しい選手だ。注目していきたい。
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2. HIROKI&○旭志織&バンビ vs リッキー・フジ&稲松三郎&×十嶋くにお
バンビおねえさんはエ□過ぎた。そんなバンビと“セクシーストーム”リッキー・フジのグラウンドでの絡みは教育的によろしくないのではないかと一瞬思ったのは内緒。
HIROKIは近くで観ると思ってたより身体がガッチリしてて、技の説得力も○だった。キックのとき腿をパチンとやるのがもう少し分かりにくいといいのだけど。好きな選手だけに思う。
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3. [UWA世界ミドル級選手権試合]
≪王者≫○佐藤悠己 vs ≪挑戦者≫×ヒロ・トウナイ
久しぶりに見たら、佐藤きゅん、って印象じゃなくなっていた。顔つきも身体つきも精悍で、強そう。
トウナイはもう一皮剥ければ、という雰囲気。数年前に観たときもそう思った気がするけども。
結局挑戦者が王者を脅かす雰囲気にならず。防衛。
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4. ○鈴木みのる(パンクラスMISSION) vs ×TAKAみちのく
入場時、最前列の客何人かに手拍子を強要するみのる。盛り上げ方はさすが。「風になれ」の合唱は、来場者数が少ないため大合唱とまではいかないものの、結構大きかったように思う。歓迎ムードか。
開始10分まではグラウンドや腕の取り合いのレスリングの攻防。その後一気に動いて最後はゴッチ式パイルドライバー一発。
終盤の攻防がややあっさりだった気もするけど、前半(というか試合のほとんどを占めていた)レスリングでしっかり引きつけてたのはさすがはこの2人といったところ。2人ともマイクは特になし。というか、ここまで誰もマイク握ってない。
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5. [STRONGEST-K TAG選手権試合 60分一本勝負]
≪王者≫真霜拳號&○関根龍一
vs
≪挑戦者≫滝澤大志&×彰人(スポルティーバエンターテイメント)
この試合すごく盛り上がった。ここまでの試合で一番動きがあったこともあるけど、真霜の持ってる雰囲気、彰人のイケメンさ、滝澤の大きさ、関根の頑張り、と、盛り上がる要素がいくつもあった。
滝澤が関根を徹底的に足攻め。中盤にはロープまで走れなくなる関根。その厳しい攻めを耐え抜いた関根が彰人からピン。
滝澤はたぶんもっとウェイト上げた方がいいと思うけど、チョップの強さは想像以上だった。見た目以上にパワーありそう。これからに期待したい。
そして、真霜はやっぱり恰好良い。最近新日ではどんな具合なんだろう?
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6.[CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合 60分一本勝負]
≪王者≫×関本大介(大日本プロレス) vs ≪挑戦者≫○火野裕士
入場から2人の肉体に惚れ惚れする。その身体だけでお金が取れるレベルに鍛え上げた2人。これがプロレスラー。
試合は期待通りの肉弾戦。あの身体で2人とも1回ずつ場外ダイブ。あのごっついのが空飛んでるってなんだかすごく非日常で、プロレス観に行くってこういうことよね、などと思う。
最後は関本が敗れてKに王座奪還。火野はマイクで、まだ1勝1敗1分けで五分に並んだばかり、まだまだ、といったことを言う。もちろんそうなんだけど、このカードは今しばらく寝かしてもいいかな。最近何度もやってたから。
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この団体、技の数は本当に多くない。それでもこれだけ盛り上がる試合が作れる。終わってみれば満足度の高い興行だった。