2012.12.26 赤坂 BLITZ
ついに、ついにやってきたnano.RIPE@赤坂BLITZ。出会いのきっかけはmixiで、初めて生演奏を聴いたのは海浜幕張駅前でのストリートライブだった。その後も主に観てたのはlaboとか小さなライブハウスばかり。なんだか隔世の感がある。
終演後、僕と同じ旧Tシャツ(青のドクロ林檎T)を着た人がいたので思わず話しかけちゃった。やはりストリートライブから見続けていたそうで、古い時代を知る者同士、かつてを懐かしみつつ今回の成功を喜び合った。
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さて、YOYOGI Seesawで先行販売していたものを買ったのでなかなか良い番号だったのだけど、不覚にも電車を乗り過ごしてしまうハプニング。開場10分後に滑り込んだ。で、まあまあの位置を確保。
先日の金沢スペシャルデイとは当然ながら全く違う曲の並び。でも盛り上がりが半端ない。後ろからの圧迫がすごかった(そのお陰で4列目くらいまで行けたんだけどさ)。30分アッパーチューンをやって30分ミディアム&スロウ、最後にアッパーに戻って30分、という構成は同じ。
悲しいかな盛り上がるのはアニメ関連の曲が中心で、僕が思い入れのある「よすが」や「アドバルーン」は反応がイマイチ。これはちょっと淋しい。
圧迫強すぎるわ四方八方から肘がぶつかってメガネが何度も吹っ飛ぶわダイブが何度も来て(絶対同じ2、3人がやってた。同じやつに2回も顔蹴られるとか何なの。これについてはまた後で書く)、正直アッパーな曲は集中して聴けなかった。それは残念だけど、ずっと「もっとみんなで盛り上がれたらいいのになー」なんて思いながら観ていたのも事実で、まぁワガママな思いだ。
そんな中、特に印象的だったのはアンコールの「グッバイ」。数十回はnano.RIPEのライブ観てるけど、きみコさんがギターを持たずにタンバリンとマイクだけで歌うのを見たのは初めてだと思う。みんなで手拍子して、祝祭的な雰囲気の中みんなで楽しく時を過ごせた。
そして最後に演った「影踏み」はもう堪らなかったな。金沢でも聴いたけど、やっぱりこれは名曲だ。「最短距離で」を演らなくなって久しいけれど、最短距離とこの影踏みはかつてのライブの定番曲。どっちかが1曲目でどっちかが最後で、みたいなイメージ。こないだも書いたけど、2008年のO−WESTでのツアーファイナルを思い出す。アカペラパートでみんなで合唱したっけ。今回も一緒に歌いたかったなぁ。演奏始まってからはフルコーラス一緒に歌ったけども。
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上にもちょっと書いたけど、今回の客層というか観客のマナーというか、書いておきたい。
同じ奴らが何度も何度もダイブしてきたんだけど、前方に陣取ってるのは主に善良なアニオタたちなわけで、つまりモッシュだダイブだっていう文化には馴染みがないわけで、前方に押し出すのもうまくいかずに実際彼らを落としちゃったりしてるわけよ。にもかかわらずダイブしてくる。繰り返し繰り返し。しかも泳ぎ方が下手糞で、同じ奴に2回顔蹴られた僕は今日は傷がクッキリ残っているよ。男だからそんな気にしないけどさ。
「他の奴らはダイブなんかしないライブでダイブしちゃう俺らマジカッケーwww」とでもいうような自己顕示欲しか感じない。ライブって「自分『たち』」が(みんなで)楽しむところであって「自分『だけ』」が楽しむってのは違うと思うのよね。それは価値観の押し付けとかそんなんじゃなく、そもそもそういうものだと思うし、そうじゃなかったら楽しい場にならない。
モッシュやらダイブやらしたかったらおまいらが思う存分できるライブなんていくらでもあるんだから、そこでやったらいい。nano.RIPEのライブってもっと女の子が来てもいいと思うんだけど、あんなのがデカい顔するんじゃ、ますます来づらくなっちゃうと思う。暴れるのもいいけど、節度は守れるようにしないと。関係者はこの事態をどう考えてるんだろう。他の客はどう考えてるんだろう。うぜーなと思ったら協力して持ち上げなくていいからさ、どんどん落としてやればいいよ。
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と、一部のマナー知らずの文句を書いたけれど、僕は今回の成功を心から喜んでます。本当におめでとうございます。もちろんこれからも今まで通り応援していくつもりです。
次確定しているのはANGA。都合がつけばK’sにも行きたいな。