2012.10.25 代官山 UNIT
出演: 東京カランコロン/tricot/日本マドンナ/0.8秒と衝撃。
カランコロン観たさ+初tricotのために。0.8秒と衝撃はずっと前に一回だけ見かけたことがあるんだけど、そのときは確かハイスイノナサの印象にかき消されてしまい、あまり覚えていなかった。
怒り、焦燥、苛立ち。浮かんだキーワードはこんな感じ。ドロドロしてて黒いものが渦巻いている。音の方はとてもガレージでパンク。’90年前後の東京だったらもっとしっくり来てたのかな。Let It Beのカバーが良かった。
前回初めて観たときの対バンがハイスイノナサだったせいか、そしてこのバンド名のせいか、テクニカルかつ都会的な現代的バンドだったはずだと思い込んでいた。
始まる前からボーカル氏の関西弁MCというか煽りのテンションの高さを見てこれは何か思い違いをしていたのかと気付き始め、1曲目開始後すぐに「おれだけキー間違えた」と言って演奏を止めたときには、自分の記憶は一旦捨てるべきだと確信した。
MC含めテンション高めのロック。
キーボード嬢脚細い。お○ぱい!叫んではった。
名前的に3人だと思ったら違った。女の子4人組。動画も観たはずなんだけど、忘れてたというか、思い込み。
巧いし恰好良い。テクニカルな演奏をしながらしっかりメロディもあって、そこが僕好み。この手の演奏に女性の声が、それもシャウト系ではなくメロディを歌う声が入ってくる組み合わせはとても良い。コーラスもちょいちょい入ってきて、この手の音楽に足りなくなりがちなハーモニー感を加えているのも良い。
12/10の爆祭(だっけ?)の対バン気になるな。よほど苦手なバンドが出てこない限り行きたい。
移動の関係でリハなしだったそうだが、今日も良い演奏だったように思う。
カランコロン観るたびに思うのは、良いメロディ、ハーモニー、ノリが揃ってるな、ということ。独特のセンスが奇形ではなくユニークな心地良さにまとめられていて、曲作りと演奏のセンスが良いというか、バランス感覚があるというか。サカナクシ○ンの上いってんなと思える瞬間があったり。
女の子ボーカルバンド然としたメジャー盤を聴いて、もしやメジャーに魂売ったかと危惧したが、完全に杞憂だったようだ。アンコールで演ってくれた新曲も恰好良かった。ワンマソ予定に入れておこう。
By 今年観たライブを振り返ってみる | sound&life 2012年12月26日 - 5:36 PM
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