タドリツカナイ [live]

ひなびた街とか ひび割れた空が
夕暮れの刺すような 風にさらされ
冬の日に唇は 血の味がしている

僕らはいつからこんなにも
忘れてしまったんだろう
なくしたものさえも思い出せやしない

遠くで笑い声 無関係な幸福
見えない壁とか 答えのないパスワード
繰り返し躓く 辿り着かない

僕らはいつからこんなにも
抱え込んでしまったんだろう
これからいつまでここにいるのだろう

誰でもなく 居るか居ないのか
それさえ確かじゃない 僕はいつから・・・
独りで居るのはイヤだな 言葉にしてみると
独りで居るんだって ことに辿り着く

・・・いつからこんなにも
忘れてしまったんだろう

これからいつまでここにいるのだろう