kiti & mao & penguinmarket Records presents TRIPLE BARREL

2012.12.08 新代田 FEVER

出演:egoistic 4 leaves / NINGEN OK / Tam Tam / WUJA BIN BIN / キツネの嫁入り
DJ:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)

メンツはTam Tam以外名前しか知らなかったけど、maoやらpenguinmarketやらのレーベルの名前を冠している以上、期待は高まるばかり。ましてやDJにあら恋池永さんときた。

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第一印象: 楽器とメンバーが多いなぁ、であった。ケイタイモのバンドだということすら知らなかった。(ケイタイモって元々ベースをやっていたのね、というのはWikipedia情報)

それはさておき、始まってからはノリノリで観れた。男性ボーカルが顔があまり長くない「なすび」みたいで、目力凄かった。彼の煽りとか、ビッグバンドっぽいアプローチとかを見るに、もしかしたら’10年代の渋さ知らズオーケストラなのかな、などとぼんやり考えた。あれより歌ものは少ないしジャズよりワールドミュージック寄りだけども。

そんなわけでとても楽しかったので、また遊びに行こうと誓ったのであった。

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わずか10日くらい前のことなのに出演順の記憶が曖昧だな。うーん。

アコギ、ウッドベース、ピアノでフォーキーかつちょっとアーシーな音を奏でる。でもなんでか「ロック」って認識で聴いてた。メロディはちょっと土着的で(そう言ってみるとフォークよ本来的な意味でもあるか)、歌ものバンド。今回他のバンドが強力なリズム系だったのでだいぶ毛色が違っていた。良い歌が多かったな。

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なかなか都合が合わなくて、久しぶりに観た2回目のTam Tam。今回は新曲が多かった模様。

強靭なリズムに飛ばしまくるダブPA。ボーカルのソウルっぷりも素晴らしい。ダブっていうジャンルとは関係なく、全ての音楽好きバンド好きライブ好きに聴いて欲しいし観て欲しいバンドだと改めて思った。新曲のクオリティも文句無し。早く新しい音源が聴きたい。

今、恰好良くて踊れるそしてディープなバンドを探しているなら、まずはTam Tamをオススメしたい。

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ツインドラム、パーカッション、ベース、ギター、キーボードの6人組。なんと形容して良いのか分からない、インストバンド。公式サイトによると、「変拍子・ポリリズムを多用したダンサブルかつミニマル・ニュージャズコンボ」だという。なるほど。わかんないけど分かる気がする。

洗練された楽曲なんだけど、確かに凄い熱を感じる。テクニックが長けているのは言わずもがな。特にパーカッションの人が恰好良かった。今後も聴き続けたいバンドがまた増えた。

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凄いバンドだって話は目にしていて、少し動画も見たことあったんだけど、実際に観てみるともう半端ない。緊張感と放出されるエネルギーの熱量が筆舌に尽くし難いレベル。ライブが本質であるとして長らく音源を出していなかったというのも理解できる。久々に観るフロアライブにもテンション上がった。

帰りに音源を買ってみた。確かに良いけれど、ライブの凄まじさは収め切れていないと感じた。金沢在住で東京でのライブは多くないようだけど、今度東京に来たらまた行かなきゃ、と強く思った。

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良いバンドばかりでお腹がいっぱいになったんだけど、物理的にはお腹空いてたので帰りは新代田二郎へ。麺がもちもちしてて美味しかったけども、パンチには欠けるかなぁ、という印象。BGMがずっと日本のロックだった。

楽しい夜をいただきました。ご馳走様でした。

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2012.12.20 リンクなど追記

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